資産運用

「お金がない」から脱けだそう!30代からの資産形成について

増税により毎年の手取り年収は増えず、予想以上の物価上昇に漠然と不安を感じる。

そんな30代の方も多いのではないでしょうか?私はとても不安に感じています。

結婚し子供が生まれ、マイカーや家を購入と人生の大きな転換期を迎える30代。

独身のときと比べ支出が大幅に増加し、毎月カツカツの家計簿。

無限に増え続ける社会保険料の影響で手取りも増えない。

将来の年金も当てにできず、老後には最低でも2,000万以上の資産が必要。

少子高齢化のため、少数派の若手世代が恩恵を受けられる政策は今後もでてこないでしょう。

30代にとっては逆境だらけの現状で、貯金だけではジリ貧になる可能性が高いです。

これからは、貯金一筋といった昔の常識を脱却し、投資しながら今の生活費を賄い、将来の資産を作っていく必要性があります。

これからも明るい展開が見えない日本社会で、豊かな現役世代を目指す私が行っている資産形成について紹介していきます。

こちらは現状の資産推移です。2020年1月から資産額の推移を記録しています。

1,000万程度だった資産額は、2020年12月に1,368万円、2021年12月に1,742万円、2022年12月に2,089万円と3年間で倍増しました。

以下のものは100%詐欺ですので、皆さんも騙されないように注意しましょう。

絶対に手を出さないでください。

  • ワンルームマンション投資の勧誘(儲かるなら、なぜ業者が買わないのか?)
  • スカイプレミアムなどに代表される勧誘系の投資案件(儲かる話をわざわざ他人に教える理由は?紹介料もらってない?)



30代の資産形成

資産形成の一助として現在行っていることは以下の通りです。

  • ポイ活
  • ポイント投資
  • 投資信託(つみたてNISA・ジュニアNISA含む)
  • 株式投資

体感的な元本割れリスクは、ポイ活<ポイント投資<投資信託<株式投資となりますが、資産額が上振れする可能性もこの順番になります。

ポイ活

ポイ活はもはや世の中の常識となりつつあります。巷には色んなポイントが発行され、○○経済圏なんて言葉もあるくらいです。

このポイ活は、一見しょぼそうに見えますが資産形成にかなり役立ちます。

というのもポイントは、基本的に特定の行為(ショッピングや企業のサービス利用)に対して無料で付与されるものですので、元本割れという概念もなくノーリスクで獲得することが可能です。

かつ、1ポイント=1円相当で利用できるのものがほとんどですから、余程マイナーなポイントでない限り、ほぼ現金と同等の働きが期待できます。

そのため、リスクなしでできるポイ活は副業初心者の一歩目として最適でしょう。

私が活用しているのはポイ活サイトは以下のものです。

いずれも登録制ですが、無料で登録可能です。

これらのポイ活サイトを駆使することで月1-2万円の収入を底上げすることができます。

マクロミルはアンケートサイトです。

毎日届くアンケートに回答するだけで2,000~10,000円相当/月をノーリスクで稼ぐことが可能です。

【月5,000円の節約】アンケートサイトを活用してみましょう毎月5,000円稼げたら、結構助かりますよね。 携帯代、美容院代、電気・ガス代、インターネット代、月々のサブスク利用料など、数々の...

モッピーは、アンケートサイトとポイントサイトが合わさったサービスです。

ふるさと納税やネット回線の契約、クレジットカードの申し込みなどなど、新たにサービスを利用する際にモッピーを経由するだけでプラスαのポイントを獲得可能です。

企業サービスを利用する前に必ずモッピーを確認することを推奨します。

私の紹介コード【Z2dhe12e】を登録時に入力頂くと、5,000pを獲得すると追加で2,000pを受け取ることが可能です。

私の場合は、モッピーで3,000~20,000円相当/月の収益があります。

【月1~2万円の収入】誰でもできる!ポイントサイトを活用して副業デビューをしよう!大多数の会社員にとって、給料とは別に月1万円の収入があれば、かなり助かります。 月々のランチ代や飲み代、携帯代、光熱費など消費カテ...

Gポイントはモッピー同様ポイントサイトですが、同じ案件でもモッピーの劣化版なので、ポイントサイトとして活用することはおすすめしません。

ただ、モッピーやマクロミルで稼いだポイントを、無料で他ポイントに変換するのに秀でているサイトとして利用価値があります。

そのため、マクロミル&モッピー→Gポイント→お目当てのポイントに交換という流れの中で活用することを推奨します。

ポイント投資

ポイ活サイトで稼いだポイントはどう使いますか?

例えば1万円相当のポイント稼いだとします。その1万円相当のポイントをショッピング等の消費活動に充当する方も多いでしょう。それも良いと思いますが、どうせなら将来に渡ってお金を生み出す資産にできるならどうでしょうか?

私ならポイ活サイトで獲得したポイントは、株の購入に使います。なぜなら、獲得した1万ポイントが毎年400円程度のお金を生み出してくれる資産になるからです。

獲得した1万ポイントをその場限りの消費で済ませるか、今後数十年に渡って年間400円を生み出す資産を購入する方に使用するかは個人の判断ですが、私は後者の方を選択します。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

【年間数万円をポイントが稼ぐ!】ポイント投資の魅力について楽天ポイント、Tポイント、dポイントなど、最近ではショッピングやサービスを利用することによってポイントを気軽に貯めることができ、「ポイ活...

約2年間ポイントで株を購入をし続けることにより、時価評価額は約80万円、配当金として年間28,000円の現金を生み出す資産形成に成功しました。現金で作り上げたものであればショボいものに感じるかもしれませんが投資元本は無料で獲得したポイントです。

ポイントで作り上げた配当マシーンは、何もしなくても毎年お金を運び続けてくれます。

今後、10年20年と長期にポイント投資を継続していったらどうなるでしょう。

ポイントの投入とポイント投資による配当金の再投資を行い、愚直に続けていくことで1万円/月(12万円/年)の配当金受け取りも実現可能と考えています。

あぶく銭のように手に入れたポイントで、毎月1万円の収入が不労所得のように入金される考えると、資産形成の一助としてポイント投資も侮れない存在になります。

人によってメインで獲得してポイントは異なるでしょう。ポイントで株を購入できる証券会社は以下の通りです。

いずれのポイントもメジャーなポイントで、比較的貯めやすいのではないでしょうか。

どうせならメインで貯めていて、ポイント獲得額が最も大きいポイントに関連した証券会社で投資を行った方が効率の面でもおすすめです。いずれの証券会社も無料で口座開設が可能なので、この機会にポイント投資を検討してみてはいかがでしょうか。

auカブコム証券とLINE証券は1株から株を購入できるサービスを展開しています。

楽天は2023年春ごろに1株から購入できるようになるとリリースしています。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20230301-02.html

投資信託

資産形成の基本土台となり、最重要なのが投資信託でしょう。

つみたてNISAでも米国S&P500又は全世界株式の投資信託を選択した人も多いと思います。どちらを選択してもリターン自体には大きな差はないですが、短期的に売買するのではなく毎月継続した買付けを行い、数十年単位で保有するのが最適解となります。

こちらは、毎月5万円、30年間積立投資を行い、平均利回り4%/年とした資産運用シミュレーションの結果です。


(引用元:金融庁 資産運用シミュレーションページ)

元本1,800万円に対し、30年後には運用益1,670万円がプラスされ3,470万円となりました。仮に夫婦で積立投資を行った場合、約7,000万円の資産を形成することが可能です。

将来の大きな出費に備える面でも、投資信託でコツコツ積み上げていくのは非常に重要な資産形成になります。

つみたてNISA含め投資信託を始めるにあたって、最もおすすめしたいのはSBI証券×三井住友カードの組み合わせです。

SBI証券は業界でも手数料が最安値水準であり、三井住友カードで投資信託の積み立て設定が可能です。三井住友カードは、一般カードで投資額の0.5%、ゴールドカードで1%の還元がうけられます。投資信託の平均利回りが3%といわれてますので、1%の還元は決して少なくない数字です。

ゴールドカードは年会費5,500円が発生しますが、年間100万円の利用を1度達成するだけで、年会費が永年無料となります。8.4万円/月の利用額で100万円に到達しますので、生活費の決済を三井住友カードにまとめることで十分に達成できる水準かと思います。

2024年から新NISAが始まることを考慮すると、SBI証券は株の取り引き手数料も業界最安値水準なので、なるべく早い段階でSBI証券の口座を開設することを推奨します。

そして、SBI証券の開設が完了した後は三井住友カード(出来ればゴールドカード)を発行し、投資信託の積み立てを開始してみましょう。

すでにご存知かと思いますが、投資は複利を活かす行為でもありますので、なるべく早くかつ長期間投資を実行することが重要になります。

株式投資

高配当銘柄かつ連続増配を実施している銘柄に投資をすることにより、投資額に対して4%前後の配当金を獲得。

その配当金を再投資に投じることにより、毎年の配当金受領額が増加していくことが期待できます。

2020年から米国株・日本株の高配当銘柄をコツコツ購入し、配当金は再投資に充てています。

現在は配当金を全て再投資にまわしていますが、生活費に充当する段階になれば、配当金は心強い存在になってくれます。

私の場合は、子供の大学進学等でお金がかかる時期になったら配当金を生活費にあてようと考えています。

その時期まで、あと10年ほどは猶予がありますので、それまではひたすら高配当銘柄を購入し配当の再投資を実施していく予定です。

株式投資の参考に以下の書籍が非常にわかりやすかったです。

高配当株投資に関心のある方は、この2冊を読了するだけで十分だと思います。

オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資 ど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた!


年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資

いずれも高配当株投資による資産形成の有用性と、銘柄選択の方法について具体的に記載されており、読んだ初日から参考になる書籍でした。

投資による資産形成を継続するとどうなるか?

私も20代のほとんどは、資産形成として貯金しかしてきませんでした。

してこなかったというよりか、貯金しか知らなかったというのが正直なところです。

貯金のメリットは安全性の高さと言われていますが、インフレが続いている現状では相対的に価値が落ちています。

また、貯金から得られる収益は雀の涙くらいの利子しかありませんので、貯金だけでは資産形成のスピードが遅く、使ってしまったまた時間をかけて貯め直さないといけません。

貯金の利子では、資産形成にメリットはありません。

一方、ポイ活で稼いだポイントや毎月拠出した現金で株を購入することにより、労働収入とは別に配当金収入が期待できます。

配当金額 可能なこと
1万/月(年間12万円)の配当  通信費・ネット代を賄える
3万/月(年間36万円)の配当 光熱費を賄える
5万/月(年間60万円)の配当 家賃以外の固定費を賄える
10万/月(年間120万円)の配当 食費を賄える
20万/月(年間240万円)の配当 全ての固定費を賄える
30万/月(年間360万円)の配当 ほぼ全ての生活費を賄える

月10万クラスになると、家計への貢献度が目に見えて高くなるはずです。住宅ローンがあれば、配当金でかなり負担が軽減するかもしれません。月20万クラスだと、それだけで生活できる人もいることでしょう。

もちろん、株式投資は元本割れのリスクがありますが、配当金がしっかりと支払われている銘柄を選択すれば、購入資金は初期費用と割り切れば良いと考えています。

早い段階で投資すべき

より若いときに投資を行うことで、以下のメリットがあります。

  1. 失敗をリカバリーできる(投資の勉強ができる)
  2. 老後までの期間が長く、複利の恩恵をより受けることが可能

投資をしたことがなければ、証券口座の開設方法やサイトの見方など、わからないことだらけでしょう。暴落時に狼狽売りしてしまうこともあるかもしれません。

ただ、若ければ失敗をリカバリーできる十分な期間が残されているため、どっしりと構えて投資を行うことが可能です。

また、複利を活かせる期間が長く残されているため、目標の金額に対して、高齢で投資を始めるよりもより少ない元本で済むメリットもあります。

早い段階で投資を資産形成に組み込むことにより、使っても毎年再生するかの如く入金される配当金額が増加し、心の余裕が生まれます。これこそ、若いうちに投資を開始する最大のメリットかもしれません。やはり、お金がないことには精神面での余裕が生まれません。

今の日本社会では、転職でもしない限り、給料の大幅な増加は望めません。

そもそも会社の利益は株主のもので、従業員はいわば経費(人件費)=利益を減らすものという扱いです。

経営陣側からすると、人件費を上げて会社の利益を減らすことはまあしないでしょう。

極力人件費を抑えて利益を増やして株価を上げるのが彼らの仕事だからです。

収入面では、頑張ったら報われる展開はありません。

さらに追い打ちをかけるように増税が待っています。政権交代が起きない限り、減税はないでしょう。

つまり、何も行動せず給与を貯金するだけでは、じり貧の未来しかありません。

今の高齢者は税制の面でも収入の面でも恵まれていたため、貯金だけで十分だったでしょう。

しかし、今の現役世代は国民負担率5割と言われるほどの重税と、上がらない手取り収入に直面しています。

このように、まさに詰んだ状況だからこそ、投資を早い段階で取り入れ、労働収入以外の収益源を獲得する必要があります。

定年退職し十分な貯えがない60代は、もう右肩上がりの資産推移は望めません。

投資元本も時間もどちらもないからです。まさに詰んだ状態です。

会社が食わせてくれると思ったら大間違いです。

30代の方はまだ若く時間もあり、まだまだチャンスが残されています。

この機会に、資産形成について考え、行動してみることをおすすめします。


ABOUT ME
一馬力会社員
製薬会社勤務、現役MR。 会社員の給与に限界を感じ、2018年から資産運用(日本株・米国株・投資信託)を開始。 2020年8月から、ブログを開設。 一馬力で世帯の生活費を賄う会社員の資産形成について紹介していきます。
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