楽天ポイント、Tポイント、dポイントなど、最近ではショッピングやサービスを利用することによってポイントを気軽に貯めることができ、「ポイ活」はもはや世間の常識となっています。
ポイ活に長けていると、年間あたり数百万円分もポイントを獲得している猛者もいるくらいです。
皆さんは、ポイントをもらえたら何に使用していますか?
私の場合は、ポイントで株を購入しています。
なぜなら、ただでもらったポイントが現金を生み出すからです。
正確には、ポイントで株を購入し、購入した株から配当金をもらうことです。
いわゆるポイント投資です。
ポイント投資を始めたきっかけは、2020年にLINE証券を開設したことでした。
LINE証券を開設することにより、無料で株を3株もらえるキャンペーンをやっていたんです。そのとき、国際石油開発帝石(現INPEX)を3株もらいました。
そしたら、タダでもらった株から配当金を30円もらえました。
お得だなと思いよくよく調べてみると、LINEポイントで株が購入できることがわかり、獲得したLINEポイントだけで株を購入するポイント投資を2年ほど継続しています。
下のグラフは、ポイントだけで株を購入し続けたLINE証券の資産評価額です。最初は数万程度だったものが、100万円の大台に到達間近な状況です。

2023年3月6日現在の資産評価額は80万弱、予想される受領予定の年間配当金額は2.8万円(税引前)です。



ポイントをそのままショッピングなど消費に使用しても良いと思いますが、投資にまわすことにより、無料で獲得したポイントが年間3万弱の現金を生み出してくれる資産となりました。
下のグラフは、LINE証券で受領した配当金額(税引後)の推移です。

最初は30円からスタートしていますが、現在は多い月で4,000円弱の配当金を受領しています。配当金は、そのまま再投資にまわしていますので、今後も受領額は増加することでしょう。

こちらのグラフは、自己資金で日本株を購入しているSBIネオモバイル証券の資産評価額と、ポイント投資のみで運用しているLINE証券の資産評価額の推移です。
2021年1月時点では、ポイント投資の占める割合はわずか3%でした。それが2年後の2022年12月では9%まで上昇し、保有している日本株の10%弱はポイント(無料で!)で購入している状態となりました。
ポイ活×ポイント投資の組み合わせは侮れません。
やり始めはあまりにも少額なので、何の足しにもなりませんが、継続していくことにより資産形成への貢献度が目に見えて増加していきます。
ポイント投資を始めるにあたっては、日本株を1株から購入できる証券会社を選択しましょう。
1回あたりの購入額が少額になりがちなポイント投資だと、単元未満株(100株未満)の取り扱いは必須条件になります。
ポイントで株を購入でき、かつ1株から日本株を購入できる証券会社は、LINE証券とauカブコム証券、そして楽天証券がおすすめです。
LINE証券はLINEポイント、auカブコム証券はpontaポイントでそれぞれ株を購入できます。
楽天証券は4月から単元未満株の取り扱いを開始することになり、楽天ポイントで1株ずつ購入できるようになります。しかも、きちんと名義を購入者本人にしてくれます。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20230301-02.html
(引用元:楽天証券ホームページ)
ポイント投資をする際、ご自身がメインで貯めているポイントで投資できる証券口座の利用をおすすめします。そのほうが効率が良いからです。
これらの証券会社が素晴らしい点は、1株でも保有者の名義を購入者本人にしてくれることです。
これは株主優待の獲得を目的としている方にとっては、かなり重要なことです。
例えば、100株で優待がもらえる銘柄があるとします。この場合、LINE証券で80株、auカブコム証券で20株の合計100株保有すると無事優待がもらえます。どちらの証券会社も単元未満株の保有者を購入者本人にしてくれるからです。
証券会社によっては単元未満株の取り扱いがあっても名義が証券会社となってしまい、複数の証券口座の合計で単元保有(A証券20株、B証券80株など)しても、各証券口座の単元未満株の保有だけでは株主名簿に記載されない可能性がありますので注意が必要です。
私の場合、LINE証券とauカブコム証券で単元未満株でも名義が購入者本人になっていることを確認済みです。
メインでは貯めていませんが、pontaポイントもたまに獲得しているので、auカブコム証券でも株を購入しています。

こちらは全然育っていませんが、pontaポイントをコンビニなどでただ消費するだけではもったいないと思い株を購入し始めました。
現在6銘柄保有し、年間300円ほどの配当金を受領予定です。

日用品で有名なライオン【4912】をメインで使用しているSBIネオモバイル証券、LINE証券、auカブコム証券の3口座で合計100株保有しています。まさに自己資金とポイント投資の組み合わせですが、ちゃんと株主優待をもらえました。
ライオン100株到達!
今回はLINE証券11株、ネオモバ88株、カブコム証券1株とLINEポイントとPontaポイントを活用して単元化できました。来年の自社品優待が待ち遠しいです♪#ライオン— Lee (@Hanaab500) July 8, 2022
ライオンの優待が届きました。
今回が初取得ですが、実用的なものばかりで予想外に良い優待でした!#ライオン pic.twitter.com/jbEn7cyuDL— Lee (@Hanaab500) March 2, 2023
1株優待で有名な上新電機も、ポイント投資で優待をもらいました。
LINEポイント(2,136円)で購入した上新電機。1株だけ保有してましたが、75円/年の配当金とフリマサイトで1,600円で売れる割引券をもらいました。1年間の保有でほぼ元が取れるコスパ最強の1株銘柄です笑 pic.twitter.com/zxQOnZSN3Y
— Lee (@Hanaab500) December 20, 2022
このように、優待目的で保有銘柄を単元化するのにもポイント投資は役立ちます。
ポイント投資の最大のメリットは、無料で手に入れたポイントで株を購入し配当金をもらえることです!
そのため、これから株を勉強したい方や投資初心者でも、安心して投資をすることができます。原資はポイントなので、購入銘柄が含み損または上場廃止になってもノーダメージです。
また、日常的にポイントを稼ぎまくっている方は非常に有利なので、自己資金の投資と同レベルで資産形成にポイント投資を活用することが可能です。
楽天ポイントやpontaポイント、LINEポイントをメインに貯めている方は、その場の消費にポイントを使用する前に、ポイント投資を検討してみてはいかがでしょうか。ポイントが不労所得を生み出す資産になるはずです。
ポイント投資を始めるにあたって、ポイントの貯め方に興味がある方はこちらの記事もご覧ください。


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